知能:測定不能 知覚:五感(暗視)、魔法 反応:敵対的
言語:すべて
生息地:不明
知名度/弱点値:29/48 弱点:回復効果+8
先制値:50 移動速度:30/120(空中)
生命抵抗力:60(67) 精神抵抗力:60(67)
【アンデッド】
47 | "穢竜"アジ・ダハーカ (コラプテッド・エンシェントドラゴンゾンビ) |
---|
攻撃方法 | 命中力 | 打撃点 | 回避力 | 防護点 | HP | MP |
噛みつき(右頭) | 55(62) | 2d+35 | 50(57) | 40 | 720 | 6666 |
噛みつき(中央頭) | 55(62) | 2d+35 | 66(73) | 20 | 720 | 6666 |
噛みつき(左頭) | 55(62) | 2d+35 | 50(57) | 20 | 1080 | 6666 |
のしかかり(胴体) | 50(57) | 2d+56 | 45(52) | 5 | 3500 | 2000 |
踏みつけ(足) | 60(67) | 2d+40 | 48(55) | 28 | 500 | 1800 |
踏みつけ(足) | 60(67) | 2d+40 | 48(55) | 28 | 500 | 1800 |
踏みつけ(足) | 60(67) | 2d+40 | 48(55) | 28 | 500 | 1800 |
踏みつけ(足) | 60(67) | 2d+40 | 48(55) | 28 | 500 | 1800 |
翼(翼) | 62(69) | 2d+37 | 52(59) | 20 | 750 | 1500 |
翼(翼) | 62(69) | 2d+37 | 52(59) | 20 | 750 | 1500 |
尻尾(尻尾) | 57(64) | 2d+36 | 45(52) | 25 | 600 | 600 |
部位数:11(右頭、中央頭、左頭、胴体、足×4、翼×2、尻尾) コア部位:なし
特殊能力(◯:常動型 〆:主動作型 ☆:補助動作型 ☑:宣言型 ▽:条件型 ▼:条件選択型)
●全身
○不滅この魔物は全ての部位が破壊されても死亡せず、巨大な黒い粘液の塊となります。
黒い粘液の塊の状態では「○腐食の瘴気」「○腐り落ちた肢体」「○堕落せし古代竜の威光」「▼穢れの血」以外のすべての能力を失う代わりに、「▼穢れの血」を1ラウンド中に何度でも使用できます。
この状態になってから1日以内に正しい封印を施さなければHP、MP共に全回復した状態で復活します。
○腐り落ちた肢体
この魔物は魔法の効果によってHPが回復しません。
○腐食の瘴気
この魔物の周囲1km以内は常に瘴気で満たされています。
この範囲内の全ての植生は枯れ、キャラクター及び構造物の防護点、生命抵抗力、精神抵抗力を「0」として扱います。
また、この範囲内で死亡したキャラクターは"穢れ"が「5」点となります。
この能力は大神または古代神の力を借りることでのみ無効化できます。
○堕落せし古代竜の威光
冒険者レベルまたは魔物レベルが15以下で、魔法生物以外の"穢れ"の値が0のキャラクターから、一切のダメージと不利な効果を受けません。
○超再生
この魔物の手番が終了する毎に、破壊されている部位のMPを一定値消費し、同じ数値分HPを回復します。
また、破壊された部位のHPが全回復するか、HPが「1」以上でMPが「0」になった場合、その部位は即座に復活します。
右頭=111、中央頭=111、左頭=161、胴体=100、翼=250、足=400、尻尾=60
▼穢れの血/55(62)/生命抵抗力/消滅
この魔物がHPに「1」点以上のダメージを受けた場合、血液の如く毒性生物が溢れ出てきます。
発動時に1d6を振り、半径30m以内のすべての敵は以下の効果を受けます。
1=毒性反転の毒蛙が張り付き、1分(6ラウンド)の間だけ毒属性の回復効果で代わりにダメージを受けるようになります。この効果は病気属性として扱い、重複しません。
2・3=神経毒を持つ蜥蜴に触れてしまい、30秒(3ラウンド)の間だけ生命抵抗力と精神抵抗力に-2のペナルティを受けます。この効果は毒属性として扱い、重複します。
4・5=強毒を持つ蠍に刺されて、1分(6ラウンド)の間、自身の手番が終了する毎に「2d6+23」点の毒属性魔法ダメージを受けます。この効果は毒属性として扱い、重複します。
6=穢れの呪いを持つ蛇に噛まれ、一時的な"穢れ"が「1」点追加されます。この効果は1日以内に解除しない場合、永続的な"穢れ"として自身に完全に定着し、解除ができなくなります。この効果は呪い属性として扱い、重複します。
この効果は部位毎に1ラウンドに1回まで、部位全体で1ラウンドに合計4回まで使用できます。
●右頭
○複数宣言=3回○☆☑️魔法適性=すべて
〆召異魔法20レベル/魔力57(64)
〆瘴気のブレス/60(67)/生命抵抗力/半減
「射程50m」「形状/射撃」で、「半径10m/15」の範囲内に瘴気の混じった吐息を吐き出し、「2d+49」点の呪い属性魔法ダメージを与えます。また、この攻撃に対する抵抗に失敗したキャラクターは1分(6ラウンド)の間、毒属性及び病気属性の攻撃に対する生命抵抗力判定及び精神抵抗力判定に-4のペナルティを受けます。この効果は累積しません。
また、冒険者レベルまたは魔物レベルが15以下で、且つアンデッドでないキャラクターがこの攻撃を受けた場合、抵抗の成功・失敗に関わらず、即座に死亡し、種族が魔法生物でないならば、"穢れ"の値が5点となります。
この行動は連続した手番に行えません。
▽怨念の咆哮/必中
[部位:中央頭]と[部位:左頭]が両方破壊される、または[部位:中央頭]と[部位:左頭]が破壊された状態でこの部位が再生された場合、周囲の空気を縛り付けるような禍々しい咆哮を上げ、自身を中心とした半径100m以内の任意のキャラクターすべてに3分(18ラウンド)の間、【スロウ】と同等の効果を与えます。(この能力は【スロウ】と重複し、判定は個別に振ります。)
この能力を解除する場合、達成値は70として扱います。
●中央頭
○複数宣言=3回○☆☑️魔法適性=すべて
〆真語魔法、操霊魔法、深智魔法20レベル/魔力58(65)
〆遺失魔法【ディアボリック・チェーン】/魔力58(65)
▽消滅の咆哮/必中
[部位:右頭]と[部位:左頭]が破壊される、または[部位:右頭]と[部位:左頭]が破壊された状態でこの部位が再生された場合、周囲の全てを吹き飛ばさん程の咆哮を上げ、自身を中心とする半径100m以内で発動されているあらゆる望まない魔法などの効果を13個まで任意で選択して、達成値に関わらずすべて解除します。
【ディアボリック・チェーン】
系統:操霊魔法 習得レベル:20 消費MP:28
対象:50m/20 射程/形状:術者/– 時間:一瞬/特殊 抵抗:必中 属性:呪い
概要:"穢れ"の少ない相手に効果のある鎖で敵を縛る
効果:術者の周囲に存在する"穢れ"が4点以下のキャラクターを、敵味方見境いなく血で紅く染まった鎖が拘束します。
拘束された対象は、術者の魔力と同等の筋力を持つ絡み武器に、片腕を絡まれているとして扱います。どちらの腕が絡まれているのかは術者が決定します。腕がない場合、胴体を拘束します。
拘束されている対象は「飛行」「浮遊」及びそれに類する効果を失い、地面に接しているものとして扱います。
絡まれた対象は自身の"穢れ"の値によって、以下の効果を受けます。
"穢れ"が3点以下:絡みに対抗するための達成値の比べ合いの際、-2のペナルティを受けます。
"穢れ"が2点以下:絡まれた時に追加でもう片方の腕も拘束されます。(対象に片腕、または両腕ともない場合、胴体を拘束します。)
"穢れ"が1点以下:絡みに対抗するための達成値の比べ合いの際、さらに-2(合計-4)のペナルティを受けます。
"穢れ"がない(0点):絡まれている間、自身の手番が終了する毎に「術者の魔力」点の魔法ダメージを受けます。
鎖は「魔力+12」点の耐久力、防護点20、「土属性ダメージ+10」の構造物としても扱い、破壊することができます。
この魔法は《魔法収束》《魔法制御》が適用されず、対象は効果範囲内の"穢れ"が4点以下の自身を含めたキャラクターから無作為に選択されます。
●左頭
○複数宣言=3回○☆☑️魔法適性=すべて
〆妖精魔法限定20レベル/魔力57(64)
ランク20までの火属性と水・氷属性と風属性と土属性と闇属性の妖精魔法を行使します。
☆侵食の魔石
強力な呪縛を発生する特殊な魔晶石を生成し、強制的に伝説級の妖精を呼び出します。
この能力を使用した後、自身の手番が終了する毎にMPを「20」点消費することで、魔晶石の「成長度」が1点上昇します。「成長度」が3点になった状態であれば、1d6を振り、魔晶石を使用することで対応した妖精を呼び出すことができます。この動作は補助動作として扱います。また、この能力で呼び出した妖精は10秒(1ラウンド)で消失します。
1=パーントゥを呼び出します。
2=フェンリルを呼び出します。
3=フェニックスを呼び出します。
4=ゼファーを呼び出します。
5=ヴジャドーを呼び出します。
6=ある妖精を呼び出そうとした際に反作用が発生し、妖精は呼び出されず、代わりに自身と周囲のすべてのキャラクターを対象に含めた《カオスイクスプロージョン》が発生します。この魔法の魔力は60として扱います。
魔晶石は最大HP200、防護点20、回避力20、生命抵抗力40、精神抵抗力40、移動速度10(浮遊)、「○魔法耐性」と「○火、水・氷、風、土属性無効」の特殊能力を持った魔物レベル20の魔法生物として扱い、破壊することができます。
また、魔晶石が生成されている状態で「左頭」が破壊された場合、魔晶石は自身から独立します。この状態で、ランク10以上の妖精魔法を習得しているキャラクターが補助動作で接触することで、この魔晶石がコントロールできるようになり、MPの供給及び妖精の呼び出しが出来るようになります。
この能力は自身が生成した魔晶石が1つでも存在する限り、使用できません。
▽威圧の咆哮
[部位:右頭]と[部位:中央頭]が破壊される、または[部位:右頭]と[部位:中央頭]が破壊された状態でこの部位が破壊された場合、周囲のすべての生物を震え上がらせる程の咆哮を上げ、自身を中心とした半径100m以内の任意のキャラクターすべての筋力と知力を、3分(18ラウンド)の間-6します。この効果は重複します。
この能力を解除する場合、達成値は67として扱います。
●胴体
○混沌の肢体この部位へのあらゆる物理及び魔法ダメージを「他の破壊されていない部位の総数×5」点減少させて適用します。
○巨体
「のしかかり」による攻撃は乱戦エリア内のすべてのキャラクターに同時に攻撃します。
また、「のしかかり」による攻撃は連続した手番には使えません。
〆変性する肉体
この部位にのみかかっている望まない魔法などの効果を達成値に関わらずすべて解除します。
●足
○小回りが利かない身体が大きすぎて、同じ場所に攻撃を集中できません。足による近接攻撃は同じ対象に1ラウンドに1回までしか攻撃できません。
○攻撃障害=不可・不可
対象:[部位:右頭][部位:中央頭][部位:左頭][部位:翼]/喪失条件:2つ以上の[部位:足]のHP0以下
○魔法障害=+4
対象:[部位:右頭][部位:中央頭][部位:左頭]/喪失条件:2つ以上の[部位:足]のHP0以下
▼地鳴り
この部位が近接攻撃を行なった場合、攻撃の成否に関わらず、自身から半径10mの範囲に大規模な地鳴りを起こします。範囲内のキャラクターすべては基準値56の生命抵抗力判定を行い、抵抗に失敗した対象は次のラウンドの主動作を1回分失います。この効果は重複しません。また、この効果は土属性として扱います。
飛行しているなどで、地面に接触していないものは、一切の効果を被りません。
●翼
○飛翔Ⅱ喪失条件:1つ以上の[部位:翼]のHP0以下
○拒絶の乱気流
羽ばたきによって、周囲に瘴気の満ちた暴風が吹き荒れています。冒険者レベル15以下、または魔物レベル15以下でかつ3部位以下のキャラクターすべてが自身から半径100m以内に存在する場合、自身の手番が終了する毎に、100m分吹き飛ばし、強制的に移動させます。吹き飛ばす方向は自身からまっすぐ離れる方向で、方向が不確定である場合は使用者の任意で決定します。吹き飛ばされた対象は「50」点の落下ダメージを受けた上で転倒します。
また、半径100m以内に発動した、達成値が25以下の、使用者自身以外を対象とした魔法などの効果をすべて打ち消します。
[部位:翼]が2つとも破壊されている状態ならば、この能力は失われます。
〆突風/59(66)/生命抵抗力/半減
正面に突風を巻き起こし、様々なものを吹き飛ばします。
この能力は2つの[部位:翼]が主動作で「突風」を宣言した場合のみ、片方が使用できます。
「射程:100m」「形状:貫通」の範囲内に、「2d+42」点の風属性魔法ダメージを与えます。
この能力への抵抗に失敗したキャラクターは50m分吹き飛ばされ、強制的に移動します。吹き飛ばす方向は自身から対象の地点への方向と同じです。吹き飛ばされた対象は「30」点の落下ダメージを受けた上で、転倒します。
この能力は連続した手番に行えません。
●尻尾
○魔力限界の結界半径100mの範囲内のすべてのキャラクターは、「30」点以上のMPへのダメージを受けません。
[部位:尻尾]が破壊されている状態ならば、この能力は失われます。
○逆鱗
自身の破壊されていない部位が7部位以下であるならば、尻尾による攻撃の命中力判定に+2のボーナス修正を得、打撃点を+15点します。
また、自身の破壊されていない部位が4部位以下であるならば、さらに尻尾による攻撃の命中力判定に+2(合計+4)のボーナス修正を得、打撃点を+15点(合計+30)します。
〆一掃
自身の存在する乱戦エリア内の任意の敵すべてに、尻尾での攻撃を行います。
この能力は連続した手番に使えません。
戦利品 | |
なし |
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解説
アジ・ダハーカは神紀文明時代の遺跡に遺されていた記述の中で、「穢れの海に横たわる竜」、或いは「イグニスの地に棲む者」として記されている、生きる内にアンデッドと化した古代竜です。
誕生には「第二の剣イグニスから力を授かり、かつては神として君臨していた」「神の生まれるよりも前に、穢れを一身に受けて邪悪なる存在となった」等と諸説あり、「文明を1ヶ月で壊滅させた」「数多くの小神を復活不可能まで追い込んだ」などの逸話も僅かに確認されているものの、真偽は不明となっています。
アンデッドとなり全身が腐れ落ちているその姿は、竜の姿をかろうじて保っているものの、皮膚と思わしきものは存在せず、肉体を構成する物質が常に流動している上に、血液の如く毒性生物が体内で生成・循環しているという異質な状態となっています。そのような状態になりながらも高い知能と身体能力を持ち、巨大なる翼により空を飛び、千の魔法を操るともいわれています。また、周囲に想像を絶する程の瘴気を纏っており、大神以上の存在が瘴気を押さえ込まなければ戦うこともままならないでしょう。
アジ・ダハーカは魂の円環から外れ、不滅なる存在となっているため、現在討伐、或いは浄化する術が発見されていません。神聖なる地にて封印することが唯一の対処法です。
本来彼は人々の知らぬ何処かに封印されていた筈ですが、カルゾラルの周辺にて、よく似た特徴の竜の目撃情報が流れており、復活が疑われています。彼がどうやって封印を破り、地上へ出現したかはわかっていません。ですが、彼が地上に現れたならば目的はただ一つ、「自身を封印した神々に復讐し、ラクシアを穢れに沈める事」でしょう。
※この魔物は本来のステータスによる戦闘を想定していません。シナリオに敵として出現させる場合は、復活が不完全、または神々の加護またはそれ以外の理由によって行為判定に大幅な弱体(-20程度のペナルティ修正、HP・MPの大幅な減少、一部特殊能力の削除等)を加えた上で、シナリオに登場させて下さい。
誕生には「第二の剣イグニスから力を授かり、かつては神として君臨していた」「神の生まれるよりも前に、穢れを一身に受けて邪悪なる存在となった」等と諸説あり、「文明を1ヶ月で壊滅させた」「数多くの小神を復活不可能まで追い込んだ」などの逸話も僅かに確認されているものの、真偽は不明となっています。
アンデッドとなり全身が腐れ落ちているその姿は、竜の姿をかろうじて保っているものの、皮膚と思わしきものは存在せず、肉体を構成する物質が常に流動している上に、血液の如く毒性生物が体内で生成・循環しているという異質な状態となっています。そのような状態になりながらも高い知能と身体能力を持ち、巨大なる翼により空を飛び、千の魔法を操るともいわれています。また、周囲に想像を絶する程の瘴気を纏っており、大神以上の存在が瘴気を押さえ込まなければ戦うこともままならないでしょう。
アジ・ダハーカは魂の円環から外れ、不滅なる存在となっているため、現在討伐、或いは浄化する術が発見されていません。神聖なる地にて封印することが唯一の対処法です。
本来彼は人々の知らぬ何処かに封印されていた筈ですが、カルゾラルの周辺にて、よく似た特徴の竜の目撃情報が流れており、復活が疑われています。彼がどうやって封印を破り、地上へ出現したかはわかっていません。ですが、彼が地上に現れたならば目的はただ一つ、「自身を封印した神々に復讐し、ラクシアを穢れに沈める事」でしょう。
※この魔物は本来のステータスによる戦闘を想定していません。シナリオに敵として出現させる場合は、復活が不完全、または神々の加護またはそれ以外の理由によって行為判定に大幅な弱体(-20程度のペナルティ修正、HP・MPの大幅な減少、一部特殊能力の削除等)を加えた上で、シナリオに登場させて下さい。
作成者:メロン
最終更新 : 2018/08/23-22:21:40
最終更新 : 2018/08/23-22:21:40
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